きさま!見ているなッ!

























尾道・しまなみ海道・瀬戸内海を中心にオートバイやロードバイクに乗って写真を撮っている気がします。
スタンド使いになるのが夢です。1日5PVを目指して頑張ります。

ゆるぽた

クロモリに乗って厳島神社を目指せ!クロモリ、カップラーメン・コーヒーライド。

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 『夏は暑いし、秋は仕事が忙しいし、冬は寒くて風邪をひいたら大変だし、春は花粉症が辛いし』…と、ロードに跨ってロングライドに出かけるのは何かと弊害がつきものです。

 「じゃあいつ走るんだよ。」という声が聞こえてきそうですが、それぞれの季節の間に走れば割りと気持ちよく走ることができます。私の今年の『ベストシーズン』は新型コロナウィルスによる外出自粛により完全に終わってしまったので、自転車には乗りたい気持ちはとてもとてもあるのですが、今年は家に引きこもり仕方なくニンテンドースイッチでスマブラをやる日々を送っていました。





 ローラーを必死に回すようにスマブラの世界レベルを追っていたところ、突然待たせたな。今お前の家の前にいる。」というLINEが来ました。



 なんだと!!誰かと約束してたっけ!?と思い外に出てみると新車に跨った雪くんがいるではないですか。



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 雪くん:「少し前ですがAll Cityというところのnatureboyaceというクロモリを買いました。緊急事態宣言も解けたことですし、クロモリ乗り同士で私服でゆるぽたしましょう。コーヒーとカップ麺も持ってきました。



 ぴ:「しかし、ゆるぽたと行っても今の俺の戦闘力は0.5。バトルスーツ(サイクルジャージ)を着ないでライドしようものなら軽い向かい風で失神しまうレベルだ。景色を眺めながらコーヒーを飲むなら厳島神社あたりにしようか。もちろん宮島じゃなくて岩子島の。」





 ということで着替えもせず私服で愛車ヒンデンブルク号に跨りしまなみ海道へ出発。
 雪くんの新車はなんとシングルギアなのでガチのゆるぽたです。そうそうこんなんでいいんだよ。
だが、しかし。既についていくのが限界です。本当にありがとうございました…。

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 赤い橋が見えたら、もう目的地の岩子島は目前です。
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 シングルギアの人に坂でぶっ千切られ、橋の上でなんとか追いつきます。
 しかし、コロナの影響か自動車での観光客が多いなぁ。向島と岩子島は橋代がかからないからドライブにはちょうどのいいのでしょう。
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 橋を渡ると左側へ下ります。最高の交通量も少なく最高の眺めが担当できます。この日も最高にいい天気です。今回のライドは短い距離なので一眼レフを持ってくればよかったかもしれません。
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 しまなみブルーを最高に味わったあとは激坂を越えたら厳島神社はもうすぐです。
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 厳島神社に行く前にちょっと寄り道。すぐ近くの海水浴場へよってコーラを買います。駐車場の管理をされているおじいちゃん曰く観光客もけっこう来るそうでよく売れるそうな。
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 コーラを飲みながらクロモリ二台を並べて今日のライドの記念撮影。天気が良いと最高に映える写真がのんびり撮れるのがこの場所のとても良いところ。
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 さて、コーラで補給をしたあとはいよいよ厳島神社へ。
 
 ちなみにこの岩子島の厳島神社は建立された時期は不明だそうですが、宮島と同時期くらいに建立されたという説があります。平清盛が太政大臣になった時には、岩子島にも厳島(宮島)にも、厳島神社はありましたが、今でこそ有名な宮島の厳島神社は平清盛が開拓するまでは実は小さな神社だったのです。

 平清盛が厳島(宮島)を開拓する際に候補地として岩子島にも下見に訪れていたそうです。結局、日宋貿易の中継基地として利用する為に地の利で長けていた宮島が選ばれましたが、もし平清盛に岩子島が選ばれていたら、一大観光地になっていたかもしれません。


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 さて鳥居の見えるベストポジションを見つけたら、腰を据えてお昼とコーヒーの準備をしましょう。ちなみに私はそういった装備は全く持っていませんので、全て雪くんが用意してくれました…。
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 バーナーとクッカーを準備してお湯を沸かしましょう。バックの海と空が素晴らしい。
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 クロモリを二台並べるといかにも旅ライド感が出ていいですね。まあ私は何も持ってきていないんですけどね。大量の装備を入れてサドルバッグをぶら下げて走る彼のおかげです。

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 早くも「夏」らしい写真が何枚か撮れました。
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 そうこうしていたらお湯が湧いたのでまずはカップラーメンから。ちなみに私はカップヌードルはカレー派ですが、雪くんはシーフード派の様です。
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 鳥居を眺めながら食べるカップラーメンもまた格別。そしてとても日当たりが良いので暑い…。
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 カップラーメンだけでかなりの汗をかきましたが、雪くんがコーヒーも淹れてくれました。豆も外で挽く本格派!!そしてやはり外で絶景を眺めながら飲むコーヒーは格別です。
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 お腹も膨れたところで眠くなってきたのでそろそろ帰りましょう。帰りは例の手彫りトンネルを通ります。相変わらず素晴らしい「ワープ感」です。

 こちらのトンネルに関しては過去記事にも書きましたので宜しければご覧ください。

厳島神社には手掘りのトンネルを抜けて行け!-しまなみ海道秘境ライド1-



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 今回のライドは近距離でしたが、久しぶりにしてはちょうど良い距離でした。そして外でお湯を沸かして作るカップラーメンとコーヒーは何故あんなにも美味いのか。

 最近のんびりとソロライドが多いのでクッカーやバーナーを用意して秘境を探しながらのんびりとコーヒーを飲むライドというのも良いかもしれないなと思った日でした。
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上下反転!?ゆめしま海道の立石山でトリック写真を撮ろう!

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 スタイリッシュな大人の休日を過ごす為に必要なもの…と言えば、やはりコーヒーでしょう。
 近頃はわざわざスタバでMacBookを開いてドヤ顔でネットサーフィンをかまさなくても、オシャレなカフェへ行けばFreeのWi-Fiが飛んでいるという素晴らしい時代となりました。

 土曜の朝はいつもより遅めの時間に起きて、オシャレなカフェで美味しいコーヒーとモーニング…といきたいところですが、ローディーたるものここは意識を高く持ち、いつもより早く起きて、さっそうと自転車にまたがりロングライドへと繰り出さねばなりません。


 しかし、理想と現実の共存というのもは難しいもので、金曜日の勤務中は「よーし!明日はロングライドするぞ!」と意識高い脳でいても、残業タイムには「よーし!明日は起きれたら走ろう!無理なら夕方まで寝よう!」というお布団脳へと気持ちが切り替わっています。


 基本的には誰かとお約束が無い限りは朝起きれない人なので、「たぶん起きれないだろうけど、一応目覚ましをセットしておくか…。」とお布団にダイブした所で、なんと素晴らしいタイミングでwakiくんからお誘いの連絡が!!

 どこに行こうか話し合ったのですが、以前から行ってみたいカフェが「ゆめしま海道」にあったので、二人でガチのゆるぽたでそこまで行ってみようということなりました。



 季節的には冬なのでしょうが、さすが暖冬というだけあって昨年よりは格段に走りやすく感じます。
 私は一応彼の出身高校の先輩なので、向かい風の中、後輩に前を牽かせて社会の厳しさを教えます。
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 時々止まりながらのんびり撮影。冬なのでサイクリストもかなり少ないです。
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 因島ではヒルクライムメインのルートを通ります。
 水災の影響でメイン道路以外ではまだ多くの道路が片側交互通行や、通行止めになっています。
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 大人の事情でこの日は昼過ぎには帰宅したかったので、この日は私にしてはショートカットルートを連発。
 
 wakiくんはクライマーなので、ものすごいスピードでグングンと登っていきます。

 私は登りは大の苦手なので、信号が変わっても動く気すらなれず小さくなっていく彼の背中に「登りきったところに広いところがあったらそこで合流しよう。」と声を掛け、インナーロー+必死のダンシングで、一桁km/h登坂を開始します。
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 冬だというのに大量の汗をかきながらなんとか登りきり、wakiくんと合流し、そのままなんとか因島にある土生港へと到着。


 ここからフェリーに乗り生名島の立石港へと向かいます。
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 天気は快晴。素晴らしい海と空です。ここから立石港までは約10分ほどの短い船旅です。
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 wakiくんは今日はANCHORではなくて、お兄さんのceepoで参加。
 
 ceepoはトライアスロンでは有名らしく、パッと見た限りだと硬そうなフレームに思えるのですが、実際に乗らせてもらうと踏みやすく疲れにくい印象を受けました。
 トライアスロンではバイクの他にランもあるので、脚を残す為に、絶妙な硬さに設計してあるそうです。

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 楽しく撮影していたら、あっという間に立石港へと到着!!
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 立石港といえば、某漫画に出て来るジャスタウェイにそっくりなこのオブジェ達。
 まずは何枚か記念撮影。

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 wakiくん:「今日はどういうルートで回るんですか?」

 「ゆめしま海道はしまなみ海道と違ってそこまで大きく無いから、まずは生名島をぐるっと回ろうかなと。途中に立石山って山があるからそこを登るよ。」

 wakiくん:そんなヒルクライムができる山があるんですか。あ、確かに遺跡とか展望台って地図に書いてますね。」

 :「俺も太古の昔、行ったきりだが、ヒルクライムって程でもないよ。ちょっと登るだけ。じゃないと俺が死ぬ。今日はA・Mスーツを着てきてないから、君がアーカムに入社したら遺跡へ行こうね。」



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 海沿いを軽く走ったら、『瀬戸内の島あるある』の超定番の小さなアップダウンが連続します。
 序盤からインナーを開放し、脚を使わないように登ります。
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 しばらく走ると公園の様な広場が見えてきました。確かこのあたりから登れたような…。

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 wakiくん:「サウンド波間田ってなんでしょう。」
 ぴ「あ!そういえば…。」
 wakiくん:「知ってるんですか!?」
 「知り合いにハマダさんってギタリストがいたことを今突然思い出したんだけど、全然関係無い。」

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 そんな全く建設的で無い会話をしていると、後ろに案内板が出ていることに気が付きました。
 ご丁寧に地図も載っています。地図を見る限りだとそこまで距離は無い様に思えますが、果たして…?
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 登りはじめはゆったりとした斜度から。しかし、瀬戸内海の山と言えば距離は短い代わりに勾配がキツイのが一般的です。
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 お、やはり段々と斜度が上がってきました。って道が石畳にじゃないか…!?!?!
 太古の昔に来た頃は普通の道路だった様な気がするのですが、人の記憶というものはなんともいい加減なものです。
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 激坂区間を気合で乗り切るとすぐに広場へと到着しました。


  「人が来てない感がものすごい。そこにあるオサレなトイレに行こうと思ったらインディ・ジョーンズ状態だった。」

 wakiくん:「上へ登る道がありますけど、これ担いで行くしか無いですよ。」
 
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 これ以上、上に行くのは断念し、噴水広場へと向かいましょう。
 
 この噴水広場の特徴は噴水の池に空が綺麗に映り込むので面白い写真が撮れるのです。ちなみに写真では綺麗に写っていますが、池の水自体は汚いです。
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 水面に愛車が映るのを利用してこんなトリック写真を撮ってみても良いかもしれません。
 
 これらの写真は実は撮影後に全て上下反転させたものです。よく見ると文字が反対になっているのに気が付いていただけたでしょうか?

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 ベンチに腰掛けてひと休み。ほんの少し登ったくらいですが、綺麗にしまなみ海道の島々が見えます。
 こうして見下ろして見ると激坂が恐ろしい。石畳の上の砂で滑らないように注意して下らねば。
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 ではお次は楽しみにしているカフェがある佐島へと向かいましょう。
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 外周ルートは車もほとんど通らないので、貸切状態。絶景をゆっくり撮影することが出来ます。
 自販機がところどころにあるので、時折休憩がてら缶コーヒーを飲みのんびり進みます。
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 岩城島、外周ルートでのおもしろ撮影スポットと言えば、この道路案内板です。
 ここで撮影をすれば「俺この前横浜を走ったんだぜ。」とドヤ顔が出来ます。

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 更に道なりに進むとここにも面白いものが。上島町の4島を三つの橋で結ぶゆめしま海道のうち、間残る最後の橋「岩城橋」が建設中でした。
 
 岩城島-生名島が結ばれれば更にサイクリングのルートも広がりますね。
 
 岩城橋は全長1.1kmの斜張橋となる予定で、主塔の高さは134mと斜張橋としては日本でもトップクラスとなるそうです。完成は2021年を予定しているとのこと。
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 橋を渡り、佐島へと向かいます。本日のお目当てのカフェは佐島にある「book cafe okappa」さんです。
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 地図とにらめっこしながら、路地を抜けようやく到着!!!
 
しかし…!!

 この日はまさかの臨時休業でした…。よく調べてくればよかった…!!!
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 弓削島にも「しまでcafe」さんというカフェがあるそうで、調べていると営業中だったので、急遽そちらへ行ってみることにしました。
 
 ジャイアントのバイクスタンドが設置されていてとても良心的です。ただ、我々二人は当初どのようにして使うのかわかりませんでしたが…。

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 ゆったりとした時間の流れる静かな店内。奥にあるてるてる坊主みたいなキャラクターはオリジナルのキャラクターか何かなのだろうか。
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 メニューは軽食からランチまで種類が豊富です。

 補給をしていなかったので、(コンビニとかが無いので補給食を買う場所が無いのです。)私はレモンポークバーガーとコーヒーを注文。
 wakiくんはピザトーストセットを注文。
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 少し小ぶりなハンバーガーですが、丁寧に手作りされていてとても美味しかったです。自転車乗り的にはこの三倍くらいのサイズでちょうどいいので、メガサイズとかあると嬉しいですね。
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 海を眺めながら飲むコーヒーはこれまた格別。自然と会話も弾みます。
 
 帰るのが段々面倒になってきたので帰りのフェリーは近くの上弓削港から乗ろうと思ったら、往復切符を買ったことを思い出したので、立石港へと戻ることになりました。
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 向かい風をローテーションしながら走り、心地よい疲労感に包まれながら立石港へと到着。

 「book cafe okappa」さんへ行けなかったのは少し残念でしたが、それはまた次回ゆめしま海道へ行った時のお楽しみとして取っておくとしましょう。
 
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紅葉サイクリング

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 自転車というのは不思議なもので、乗る時間が減るとそれに比例にしてどんどん弱くなっていきます。それと同様に自転車乗りが自転車に乗らなくなるとどんどん太っていきます。それは何故でしょうか?


 頻繁にロードに乗って高強度なロングライドを繰り返していると日常生活からは考えられないくらいのカロリーを消費しているのでたくさん食べても太りにくくなります。


 しかし、いつの間にか主食が麺、主菜がメンマ、副菜がネギ、汁物は豚出汁豚脂醤油スープという、世にも恐ろしい一汁三菜(俗に言うラーメン)と、風呂上がりのアイスが習慣化してしまい、ロードに乗らなくなったとしても習慣化している為、やめることが出来ずどんどん太ってしまうのです。私はこの法則をローディーメタボの法則と名付けました。

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 私が提唱したこの法則が間違いなければ、このままではヒルクライムはおろか、ロードにすら完全に乗らなくなる日が来てしまいます。これではまずいと少しでも強度を上げる為にも苦手なヒルクライムメインのルートを作成し、山を越え紅葉ライドに出かけることにしました。



  今回のライドはしばらく自転車に乗っていなかったらすっかり弱ってしまったとか言いながら自転車通勤をしてしっかり鍛えている、β大佐ことベタ凪さんと二人でのライドとなりました。


 まずは例のごとく尾道へ集合です。
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 少し早く付きすぎてしまったので、早朝の人気のない尾道をぶらりと撮影。普段は観光客が集中するロープウェイ乗り場周辺も全く人がいません。
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 暇つぶしに無駄に流し撮りを連発。
 AF(オートフォーカス)はAF-C、シャッタースピードは1/10〜1/20くらいで、撮影すると成功しやすいです。この時グリットを表示させて線に沿って手を動かすのでは無くて腰を回すように撮ると被写体がブレにくくなります。

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 いい感じのが何枚か撮れたところで、ベタ凪さんが到着。普段はあまり通らない尾道の路地を抜けていきましょう。
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 いつもは観光客で賑わっているロープウェイ乗り場も早朝なら誰もいません。この時間この場所を自転車で通るというのも新鮮です。
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 今回の目的地は北部の御調町なので、必然的に峠を越えるルートになるのですが、既にとても寒い…。この秋蓄えた私のミートテックすら突き抜ける気温です。

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 登りでようやく心拍が上がって来たとはいえ、GARMINの温度計はなんと4度。こんなにも気温が違うとは…。尾道やしまなみ海道の島々はやはり温かいですね。
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 長い峠もようやく終わり、あとはひたすら下れば御調町へ到着。山一つ越えるだけで景色がガラっと変わりました。このライドは11月の2周目くらいでしたが、やはり山間部は紅葉が早いですね。

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 長い下りを終えて御調町へ。下りで少し冷えたということもありますが、やはりとても寒いです。しかし、ここから先は山間部には珍しく平坦区間が続きます。
 
 「道の駅クロスロードみつぎ」は通過して、自転車通勤で普段鍛えているというベタ凪さんに牽いてもらいます。
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 やはりところどころ紅葉していますね。これは今日の目的地である「御調八幡宮」も期待できそうです。
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 西へ西へと進むと三原市へ到着。「御調八幡宮」は「御調」という名前がつきながら正確には三原市にあるのです。
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 御調八幡宮へはほんの少し登ります。入り口の付近のイチョウが素晴らしい色づき具合。ベタ凪さんにあれこれ注文しながら、何枚かパシャリ。
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 尾道から御調への登りでも死にそうだったのに、御調八幡宮への登りでとどめを刺されながら、ようやく到着!!!

 早朝ということも勿論ありますが、紅葉シーズンだというのにいつも人が少ないので、サイクリングや撮影に来るのに最適なスポットです。ゆっくり楽しむことが出来ます。EmptyName 28



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 奥に見える境内へと続く赤い橋と小川がとてもいい味を出してくれています。紅葉と合わさってとてもいい雰囲気です。
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 スローシャッターで小川を撮影。フィルターと三脚持ってくればよかったといつも後悔してしまう。

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 せっかくなので赤い橋へと行ってみましょう。
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 これはいい雰囲気!もともと人が少ない穴場スポットということもありますが、早朝なので更に人が少なくのんびりと写真が撮れました。

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 橋の手前にはおみくじとお守りの自動販売機がありました。これは珍しい。記念に一つ買ってみればよかった。
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 神主さんとお話すると、階段登らずとも回って行けば自転車でも本殿へと行けるとのことです。せっかくなので本殿にも行ってみましょう。
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 紅葉を楽しみながらのんびりと激坂を登ります。御調町は来るのも帰りも登りメインのルートしかありません。帰りの体力が心配になってきました。

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 本殿周りはものすごく神聖な雰囲気です。あまりメジャーでは無いですが、もしかしたらものすごく歴史があるのかもと思い、調べてみると宝亀8(777)年、参議藤原百川が社殿を造営し封戸を割いて社領に当てたといわれ、あの秀吉も立ち寄ったことがあるそうな。
 もっと有名になってもいいくらい素敵な場所なのですが、駅からのアクセスが不便なのもあるのでしょう。

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 本殿でお参りをしたら引き返します。帰りは三原方面の激坂をダラダラと登り、ライフはすっかりゼロになりました。
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 ライドの締めは尾道のBetter Bicycle cafeへ。尾道でも人気のある珈琲屋さんから豆を仕入れているという本格的な珈琲が楽しめます。モーニングもやっているので、ライドの前の集合場所にも最適。


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 今の時期だと余程天気のいい日中以外は寒いかもしれませんが、「THE 尾道らしい景色」が堪能出来る素晴らしい屋上席もあります。
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 高強度で長距離をガッツリ走るのも勿論楽しいのですが、次の日に疲れを残したくない時や、午前中しか時間が無い時は短距離ライドも良いものです。早朝に出てお昼には戻り、空いた時間でのんびりと愛車をメンテ…なんていうそんなのんびりとした大人の休日もたまにはいいものです。


 



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大崎上島グルメサイクリング。


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 過労死寸前だというのにデブエットが捗る実に不思議な体験をした昨年末。過労の徒になりながら、溜めに溜めたストレスと脂肪を一気に消費すべく、いつもよりほんの少し遠出して、大崎上島に行きました。(←リンクあり。)


 曇りがちの空で残念ながら天候には恵まれませんでしたが、美味しいラーメン食べて心の大洗浄を行ったあとは、クソ坂が連続する神峰山でしっかりカロリー消費と当初の目的を大幅に達成するとても充実したライドとなりました。

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 交通量も少なくとても快適だったので、いずれは周回コースをのんびりサイクリングしたいと思っていたのですが、なかなか行く機会も訪れず…。


 『最近全然距離乗れてないし、この前登りで熱中症にもなったから、平坦メインで絶景が堪能出来るようなところないかなぁ…。』と思っていたら、年末の大崎上島ライドで一緒だったら、りょーさんから「大崎上島にピザ屋さんが出来たそうなので、行ってみませんか?」というお誘いが…!!

 「誰がピザだって…!?これでも筋トレとローラーで50グラム痩せたんだ!!」と、すかさずキレた返事をした私でしたが、「ここでいうピザはぴろさんのことでは無くて、第5部のジョルノ・ジョバーナが食べていたピッツァのことです。」という実に的確な説明のおかげで無事参加することができました。




 例のごとく集合は尾道U2。まずはフェリーに乗る為、竹原港へと向かいます。この日のメンバーはりょーさん、セイジくん、しげくん、wakiくん、私の5人となりました。
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 早く着きすぎたので、写真を撮って遊んでいたら、まずはしげくんが到着。せっかくなのでしげくんのceepoも撮影させて貰います。
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 そして今回のライドから新装備を導入。もしかしたら既にお気づきの方もいるかもしれませんが、前回熱中症になった教訓を生かして新しくステンレスサーモボトルを使用することにしました。

 同タイミングでしげくんも同じものを購入していました。カラーはシルバーとネイビーの2色。

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 自転車のボトルケージに収納出来る魔法瓶のボトルといえばサーモスが有名ですが、こちらの商品の難点はストローで飲むというところ。これでは頭から冷たい水を被るというときも使いにくそうです。温かい飲み物は入れることが出来ません。



  
 一方、ユニコのものは飲み口も広く、温かい飲み物も入れることが出来ます。真冬にヒルクライムした時に温かいコーヒーを山頂で飲みたいという夢を叶えることができそうです。



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 シリコンのバンドがついているのでボトルケージにフィットしやすい作りです。ボトルケージによってはフィット感が異なりそうですが。
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 しげくんと自転車談義に花を咲かせていると「待たせたな。」とセイジくんとりょーさんが到着しました。
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 wakiくんとは竹原港で合流するので、ひとまずこのメンバーで出発。竹原港までは大きな登りもほとんどないので、千切れる心配も無さそうです。

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 台風一過ということもあってか、この日は素晴らしい快晴。空気も澄んでいるので、しまなみ海道がよく見えます。

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 工場地帯を抜けると、あっという間に三原駅へ到着。本日のルートで一番交通量が多いところも早朝に出発したおかげで快適に追加。

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 さざなみ海道からも素晴らしい景色が堪能できました。これは大崎上島でも良い写真が撮れそうです。

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 竹原港に行く前にちょっと寄り道。須波のムカイ製パンで朝食を採りましょう。バイクラックも設置してあり、なんと朝7時から営業しています。サイクリストにとても優しいお店ですね。

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 店内には焼き立てのパンのいい香りが立ち込めています。なんと朝は時間限定でコーヒーの無料サービスが!!!イートインスペースでゆっくりと美味しいパンとコーヒーを堪能することが出来ます。
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 パンも勿論美味しいのですが、一番驚いたのがこの無料のコーヒー。とても無料とは思えない素晴らしいクオリティ。これはしっかりと焙煎された良い豆を使用しているのでは…。
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 ペースを無理に上げることなく到着したいので、余裕を持って出発しましょう。
 私の信仰心が天に届いたのか、X JAPAN型の雲が現れました。この調子でアルバムも出ると良いのですが。

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 追い風+平坦メインということもあり、あっという間に竹原港へ到着しました。ここでwakiくんと合流します。
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 大崎上島へ向かうフェリーは9時出発。まずは乗船券を買いましょう。
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 竹原といえば「たまゆら」の整地として有名ですが、ちょっと調べていたら、なんと過去に「たまゆら」のキャラクター等身大の乗車券を制作していました。(←リンクあり)
 リンク先に乗船の仕方まできちんと書いてありますが、使用方法がなんともシュール…。くそぅ…。正直欲しかった…。






 全員が乗船券を買ったタイミングで、ちょうどフェリーが到着。では早速乗り込みましょう。

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 自転車は車と同じ下のフロアに置きます。到着まで25分程かかるので、上の船室とデッキでひと休みしましょう。
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 以前大崎上島へ行った時に紹介した、瀬戸内海の軍艦島と言われる、契島(ちぎりしま)も見えてきました。今日は澄んだ快晴の為、島全体がとてもよく見えます。望遠が75mmだとやはり限界があるので、次回訪問時は240mmか300mmのレンズで来よう。

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(↓これは75mmで撮影した後トリミング)
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 白水港へ到着!今日のルートは基本的には外周ルートですが、念の為マップを確認。サイクリングコースが事細かく書いてあり、ルートもたくさんあることに驚きました。このヒルクライムコースというのは以前失神しかけた神峰山では…。
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 以前通ったことがある道でも天気が異なるだけでこんなにも違って見えるものなのか。どこまでも素晴らしいブルーが続いています。
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 瀬戸内海の島らしく造船所がたくさんあります。サビがとてもいい感じで見ていて興奮します…。ここの造船所は人気が無さそうですが、もしかしたらもう使用されていないのかもしれません。
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 これまでの景色とは一転して突如ド派手な建物が現れました…!こ、これはいったい…。一見すると竜宮城みたいなデザインをしていますが、ホテルか何かなのでしょうか…。しかし、それにしても人気がないような…。

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 気になったので後で調べてみたのですが、この建物は「木江港交流倶楽部 かもめ館 」といって、竜宮城をイメージした作られた、地域の芸能育成・発表の場・集会所として大広間やホール、映像館が設置されているそうです。中に入ることも出来て、普段利用が無い時は神峰山への登山道入り口になっているそうな。この不思議なタワーは螺旋階段になっていて、てっぺんの渡り廊下が神峰山に繋がっているとのこと。

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 近くで見るとすごい迫力です。次に訪れる時は中にも入ってみたいですね。しまなみ海道にもこういう展望台を作ったらウケそう。
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 造船所を横目に進んでいるとまた変わった形の建物が目に飛び込んできました。船の形をしているので、船の資料館的なやつなのでしょうか。

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 これも後ほど調べてみたのですが、この建物は「木江ふれあい郷土資料館」だそうです。尾道市向島町出身の写真家村上宏治さんの写真展が常設されているそうなので、ここも是非ゆっくりと行ってみたいですね。



 そして安定の最後尾で激坂を登ると私が今回の大崎上島ライドで一番楽しみにしていた場所に遂に到着しました。
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 私が一番楽しみにしていたのは、島の南側の中央に位置するこの中ノ鼻灯台。明治27年(西暦1894年)に初点灯し、今も尚現役の灯台です。

 灯台というと辺鄙なところにあるものが多いのですが、この中ノ鼻灯台はホテル清風館へ向かう道路の途中にあるので、手軽に行けて灯台入門にはもってこいの立地です。ドラマ「海の上の診療所」のロケ地としても有名ですね。

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 灯台としてはかなりコンパクトな作りなのも中ノ鼻灯台としての特徴です。人物と一緒に撮ってみるとよくわかるこのコンパクトさ。

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 灯台から一気に下った後は、しばらくはアップダウンの連続。道も狭く荒れて来ますが、素晴らしい絶景が堪能できます。
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 遠くにとびしま海道が見えます。あれは安芸灘大橋かな?
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 さて、いい感じにお腹も空いてきたので、そろそろ本日のメインイベントである「ピッツェリア テアトリーノ 」さんを目指しましょう。
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 住宅街の方へ入っていくと、突然可愛らしい看板が見えてきました。
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「あれ?セイジくんじゃん。えらく平べったくなって何やってんの?」

「僕はここですよ。そんなに薄くありませんよ。」

「あ、ほんとだ。でもなんだか少し似てるよ。ちょっと並んでみ。ほら。やっぱり似てる。」

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 お店は古民家を改装したような佇まいです。バイクラックも設置してありました。
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 店内には大きなスクリーンが設置されており、大崎上島の映像が流れていました。映像を眺めているとサイクリングをしている映像の中に、見慣れたチームジャージの姿も!!
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 この可愛らしいキャラクターの名前はリーノくんとテアちゃんというそうです。「テアちゃん」ということはこのツノ?が生えている子が女の子なんでしょうか。


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 メニューはこちら。一枚ずつしか焼けないそうなので、まずはマルゲリータとOKS-2、サルシッチャを注文。出来たものからみんなでシェアして食べます。
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 まずは定番のマリゲリータ。生地がパリっとしてとても美味しいです。生地の味をしっかりと楽しむことが出来ます。
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 お次はOKS-2。変わったネーミングですが、タコがとにかく新鮮でめちゃくちゃ美味い!このあたりで捕れたものを使っているのでしょうか。
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 最後はサルシッチャ。個人的にはこのピザが一番好みでした。疲れた体に肉の旨味が一気に染み渡ります…。野菜もすごく新鮮!このブロッコリーやトマトのソース等も大崎上島産のものを使っているんでしょうか。
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 ピザでお腹を満たしたあとはゆるゆるとフェリー乗り場へ向かいます。食後の運動にはちょうどいい強度。
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 乗船券を買って13時のフェリーに乗船。今回で二度目の大崎上島ライドでしたが、大満足のライドとなりました。まだまだ未開拓のサイクリングコースがあるので、次は涼しくなった時にでもまた来たいですね。
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しまなみ、ゆめしま海道グルメサイクリング。

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前回の記事である温井ダムライドの次の日、ゆめしま海道サイクリングに行って参りました。
『ゆめしま海道?しまなみ海道は聞いたことがあるけど…それってどこ?』
そう仰る方もきっと多いかと思います。
ゆめしま海道はしまなみ海道で有名な因島の南側に位置する生名島、佐島、弓削島に3つの橋が架かっており、交通量も少なくのんびりサイクリングを楽しむには最適なところです。
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しまなみ海道からすぐなのに知名度はそこまで高くありません。
というのもアクセス方法が少し変わっています。
尾道を出発し、向島→因島とここまではしまなみ海道と全く同じルートですが、ゆめしま海道に行く為には因島→生名島の区間は橋が掛かっておらず、フェリーでしか行くことが出来ません。
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私のように瀬戸内で生まれ育ち、『高校に行く為にはフェリーに乗らないといけない。ギターの1弦が切れたから1本90円のギター弦の為にフェリーに乗らないといけない。』という特殊な環境で育った人に取ってはまさに朝飯前かもしれませんが、観光に来た方からすると若干ハードルが高いように思えます。
余談ですが、上京した時にバスの乗り方がよくわからず、友人に「バスくらい学生の時に毎日乗るだろ?」と言われ「バス?そんなの社会見学とか修学旅行くらいでしょう?毎日乗るのはフェリーだよ。」と言うと奇異の目で見られたことがあります。


上記のGARMINのログにもあるように、今回は向島に集合し、因島まではしまなみ海道、そしてゆめしま海道をぶらりとサイクリングするルート。
今回の参加者は当ブログにもよく登場している、まっつーさん、tamaさん、お初となる肉糞太郎さん、アヤスケさん、じゅんいちさん、まことさん、ナブーさん、私の7人です。
まずは向島のセブンイレブンに集合です。

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初めましての皆様と自己紹介のご挨拶のさせて頂いたら、出発!
今日はガチのサイクリング。詐欺じゃなくてガチのサイクリングなのでとにかくペースは一定かつ、のんびりと走ります。

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じゅんいちさんのバイクはDE ROSA!そしてウェアはパンダーニと私が学会で提唱している、「DE ROSAにパンダーニの人はだいたい剛脚」という説にまさにピッタリと当てはまっております。
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まずは向島にあるパン屋さん、「スリール」さんへ向かいます。
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この日は気温もちょうど良く、サイクリングにはまさに最適な日でした。
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因島大橋が見えてきましたが、まずはスリールに寄るので、因島大橋へと登る入り口は通過します。
そこから海沿いにしばらく走ると下の地図からもわかるように、突き出た岬があります。
この岬の先にスリールがあるのです。
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因島大橋への入り口を通過し、10分ほど走ると、到着です。
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バイクラックも完備されています。
これはアヤスケさんのBianchiなのですが、このヘタレマークどこで売ってるんだろう。
私も欲しい。
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シックな雰囲気の建物で、入り口と中の白熱灯がレトロな雰囲気も同時に醸し出しています。
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久しぶりに来ましたが、ここはもっと有名になってもいいようなスポットな気がします。
ではお店の中に入ってみま




『光魔法カッコいいポーズ!!!!』
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…………。




tamaさん:「さて、何を食べようかなぁ〜♪」
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今何か通った気がしましたが、きっと気のせいでしょう。

(「光魔法カッコいいポーズ」が何のことかわからない人はググりましょう。)





お店の中は一度に入れるのは4人くらいが限界です。
中で珈琲の販売もしていたり、二階にイートインもあるそうな。
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寒い日は中で食べるのもいいかもしれませんが、外にテーブルもあるので、海を眺めながら食べるのもなかなか乙なものかもしれません。
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このように海を眺めながら「誰も俺のことをわかってくれないんだ…。」中2病が進んだ人みたいなことも、とてもしやすい環境です。
ちなみにどうでもいいことですが、実際に中2の頃幼馴染とこの場所で似たようなことをしたことがあります。当時はこの辺りは何もありませんでしたが。
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補給もしっかり出来たところで、因島の土生町にあるフェリー乗り場へと向かいましょう。
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土生港は因島の南側。
生口島へと登るサイクリングロードからは少し外れたところあります。
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土生港というとこの建物というイメージの方が多い様子なのですが、生名島へと渡るフェリー乗り場はこのもう少し先になります。
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切符は中で買うところがあるのでここで買ってフェリーが到着するまでの間ひと休みしましょう。
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売店も自販機もあるので、これからの季節には本当に有り難いですね。
ちゃんと座布団まであります。
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ナブーさんとお手洗いに行っていたら、フェリー乗り場の建物だというのに昔ながらのおでん屋さんがたくさん!
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おでんと鳥皮を推すのはわからなくもないのですが、キャベツ推しというのは初めて見ました…。
是非一度行ってみたいところ。
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10分ほど待つと、フェリーが到着。
あの向かい側に見える島が生名島です。
それでは乗り込みましょう。
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距離が短いのであっという間に生名島の立石港へと到着です。
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少し曇って来ましたが、雨が降りそうな天気でもありません。
ゆめしま海道は交通量がすごく少ないのでサイクリングには最高の場所です。
ゆめしま海道を走ってから、しまなみ海道に戻ると交通量が多いと錯覚するくらいです。
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あっという間に生名橋が見えてきました。
橋までの登りは緩やかかつ短いのであっという間に登れます。
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橋を渡ってすぐのところに展望台的なところがあるのでここで小休憩&記念撮影をしましょう。
弓削島が見渡せます。
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佐島から弓削島はあっという間です。
すぐに弓削大橋が見えて来ます。
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弓削島へと到着したら、ぐるりと弓削島を一周します。
アップダウンが多いところですが、距離はそこまでありません。
交通量も全く無く、島の裏側から見る海は絶景なのでとてもオススメです。
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ちょうど絶景ポイントに差し掛かった辺りで青空が戻ってきました。
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澄んだ空と海が見渡す限り広がっています。
これだけでも来た甲斐があったというもの。
車でも来れないことは無いですが、こうして気軽に立ち止まって写真が撮りやすいのは、自転車だから出来ることですね。
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アップダウンが続いたので、下ってしばらく走ったところにある休憩所でひとやすみ。自販機もトイレもあります。
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ここからの景色も最高です。
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さて、ここから戻りのルートは特に大きな登りもありません。
橋への登り以外、ほとんど平坦です。
名残惜しいですが、絶景を満喫しながら、フェリー乗り場へと戻りましょう。

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立石港へと到着。
因島へと戻るフェリーを待ちます。
ちなみにここにはどう考えても銀魂のジャスタウェイにそっくりなオブジェが置いてあります。

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tamaさんと肉糞太郎さん曰く、ほんのり温かいそうなので、暖を取るには良いかもしれません。
真冬はどうかはわかりませんが。
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立石港からフェリーで因島へと戻ったら、今日のライド締めと行っても過言ではない、カレーの「ルリヲン」さんへと向かいます。
バイクラックも完備されており、土生港からすぐの好立地です。
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お店の入り口はエスニックな雰囲気が出ていて、とてもオシャレです。
では入ってみましょう。
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お店の中も雰囲気抜群。
エスニック系の物と、レトロな物が絶妙なバランスで配置されています。
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店員さんから今日のおすすめメニューの説明を受けます。
一度珈琲を飲みに来たことがあるのですが、カレーを食べるのは初めてなので楽しみです。
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カレーは本格的なインドカレーな様子。
どれも美味しそうです。
2つのカレーを頼めるセット的なものもあるそうなので、私はバターチキンカレーと辛いカレーのセットを注文しました。
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ナンでなくてライスで食べるスタイルの様子。
ライス自体も風味がつけてあってカレーと非常にマッチ。
控え目に言ってめちゃくちゃ美味しいです。
私のように辛い食べ物が好きな人は辛い本格カレーを頼むと良いかもしれません。
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食後は珈琲を注文。
なんとオシャレなカップなことか。
因島の陶芸家さんが作っていて尾道U2で展示会もされているとか。
詳しいことは忘れましたので、気になる方は是非ルリヲンに行って聞いてみましょう。
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とても美味しいカレーと珈琲を食べて、心地よい疲労感に包まれながらのんびりと帰路に着きます。
長距離を走るのも勿論楽しいのですが、たまにはのんびりとサイクリングをして美味しいものを食べて帰るのも良いものです。

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