きさま!見ているなッ!

























尾道・しまなみ海道・瀬戸内海を中心にオートバイやロードバイクに乗って写真を撮っている気がします。
スタンド使いになるのが夢です。1日5PVを目指して頑張ります。

自転車用品インプレ

冬のライドで快適にカメラのシャッターを切るにはどうしたら良いのか。

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 冬は思い出に残るようなロングライドを一度したらひたすら引きこもってこたつの上にピザかマックを広げてデブエットに励むというのは例年の過ごし方ですが、珍しいことに今冬はどれだけ寒くてもカメラを背負ってライドをしています。



 自転車に乗りたいという気持ちも勿論ありますが、どちらかと言えば撮影したいという気持ちが強いのでウェアを選ぶよりも入念にその日のカメラやストラップを選んで出かけます。しかし、どのカメラを使用しても困るのが冬用グローブをしたままだとカメラの細かい設定をいじることが出来ないということ。


 ちなみに私が普段から愛用しているのがこちらのGIANTのCHILL GROVEという商品です。
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 冬用のグローブにしては3500円程度とお求めやすい価格だったということもあり、なんとなくGIANTストアで購入したのですが、マイナスまで行かないようなライドであれば普通に耐えられます(※個人の感想です。)
 強度が高いライドでも使えますし、ゆるぽたでもそこまで寒くないという感じ。暑く過ぎず寒すぎずという表現が良いのかもしれません。(※とにかく手が冷えるとか寒がりな方は生地が厚いCHILL X GLOVEがオススメ。)



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 しかしこちらのグローブ、冬用なので当然そこそこ厚手に作られています。シャッターや電源を押すくらいなら問題ありませんが、小さなダイヤルを回して設定を微調整するというのはグローブをしたままでは無理です。
 
 そこでそういう時はグローブを外して設定していたのですが、これが毎回続くととてもとてもめんどくせえええええ。




 私のスマホには手袋をしていても反応するモードが搭載されているのでスマホ操作はそこまで困らないのですが、一番困るのがGoProの操作です。

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 GoProユーザーには周知の事実ですが、GoProは最新機種HERO9ですら、とにかくタッチ操作の感度がイマイチです。昔のアンドロイドなんて目じゃないくらいに感度が悪いのです。グローブをした状態でタッチパネルを操作しようなんていうのはほぼ無理です。(ちなみにGoProとよく比較されるのがdji osmo actionですが、こちらはかなり感度が良いのでGoPro購入時には相当悩みました。)



 私はGoProで撮影をする際は頻繁に設定を変えているので、頻繁にグローブの脱着をしています。しかしこれが面倒で面倒でこのままではまた自転車に乗らなくなり例年通りこたつデブエットに戻る日々になりかねません。

 ううーん、何かもっとスマートに使えるグローブはないものか。スマホ対応のグローブにしたところで結局はカメラのダイヤルを回したりができないから同じことになりそうです。
 
 そういえばカメラ用のグローブは親指と人差し指の第一関節部分が外れるようになってたな。あんな感じのグローブ売ってないのかなと調べてみるとカメラ用グローブにヒントを得たサイクルグローブを発見しました。

 それがこちらMorethanというメーカーの冬用グローブです。




 おお!これならシャッターも押しやすいし、タッチパネルも楽々じゃないか!!そう思い早速ポチってみました。






 翌日には無事着弾。では早速装着してみましょう。
 まずはデザインはよくある中華グローブといった感じ。ブランドロゴだけにして唐草模様みたいなのは無くてもよかった気がしますが。

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 パッドがしっかり入っていて、滑り止めも効いています。サイクルグローブとしては合格点ではないでしょうか。
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 装着してみるとこんな感じです。あれ?意外とデザインも悪くないかも…?
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 親指と人差し指をこのように出すことが出来ます。カメラ用のグローブとか釣り用のグローブに近いですね。
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 低価格なのによく出来ているなぁと関心させられたのがなんとこちらの商品、矢印の部分にマグネットが入っており、指を出した状態をきちんと維持できるようになっています。
 
 これだと撮影時に余った部分がブラブラしないのでとても良さそうです。
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 早速持ち出して使ってみましょう。まずはα7Cで試してみました。
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 おお!これはかなり良いのでは!!??シャッターも押しやすいし、ダイヤルもかなり回しやすいです。馴染む!実に馴染むぞ!!!
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 GoProももちろん楽々です。指が出せるだけでこうも快適になるなんて…。とりあえずGoProはアップデートでもうちょっとタッチパネルの感度よくしてくれないものか…。
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 GoProは本体が小さいのでグローブをしたままだとツルッと落としてしまいそうになることがありますが、こちらのグローブで指を出したままだとそういったことも無さそうです。

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 こちらのグローブをライドやライド意外の普通の撮影でも使用をしてみましたが、一点気になったのが防寒力。
 自転車で走っている時は体も温まるのでそこまで気にならないのですが、自転車に乗らない撮影ではかなり寒かったです。まあグローブしないよりはマシかなといった感じ。
 サイクルウェアと同じで基本的には運動していることを前提に作られているのでしょうからそのあたりは仕方がないのかもしれません。
 やはり自転車に乗らない時の撮影はカメラ専用のグローブの出番ということになりそうです。




 しかしながらこの値段にしてはかなり良い出来なのでライドでは必ず使用しています。最近アマゾンで購入した自転車用品の中で一番気に入っているものかもしれません。

 ひとつ要望があるとしたらもうちょっと分厚い生地のタイプも出してくれると気温によって選択肢が広がるのでとても良いのですが…。









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コンパクトで使い勝手がいい三脚とは?『Manfrotto ミニ三脚 POCKET S 』とアルカスイス互換で携行に便利な『XILETU ミニコンパクト三脚』をレビュー。

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 世にも恐ろしい沼だとされている自転車沼…。しかし最近自転車沼の人間からよく相談をされるのが私のライドには不可欠なカメラについてです。



 カメラ沼は自転車沼ほど深くないと思われていますが、実はカメラ沼にも色々種類があり、ボディ沼、レンズ沼、カメラバッグ沼、三脚沼ととてもとても恐ろしい沼だとカメヲタの中では語られています。

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 ようやくボディを手に入れ「とりあえず標準ズームあればなんでも撮れるしこれで充分!!」と思っていてもしばらくすると「単焦点レンズがー」とか「広角レンズがー」とか「望遠レンズがー」とか言い出してしまいます。知らず知らずのうちに次のフェイズへと移行し、すぐに「オールドレンズがー」とか言い出してしまい「インダスター」とか「ヘリオス」とか言い出すのでもうそうなったら諦めて下さい。そこまで来ると三脚もカメラバッグも大量に所持しています。



 ちなみに私は大小含めてカメラバッグは7つ程所持している程度なのでカメラバッグ沼はあまり深くはないと言えますが最近深く深くハマっているのが三脚沼です。


 「三脚なんて固定できればいいんだからアマゾンでとにかく安いの買えばいいやろポチー」とかやってしまうのが恐ろしい沼の始まりです。まず三脚には耐荷重というものがあり、この耐荷重という表現が実はメーカーによってかなり曖昧だったりします。


 耐荷重2.5kgとか書いてあるからフルサイズでも大丈夫!!と思って買うとすっげえ不安定だったりすることがあるのです。
 
 星を撮ったり夜景を撮ったりすると、「え?あれ?地震でも起きた?」と思えるくらいにブレまくっていたという話をたまに聞きますが、長時間露光では三脚の固定が弱いと風が吹いただけでブレてしまうからなのです。


 カメラ界では耐荷重の半分くらいが実際に安定してカメラを固定できる重さだと言われています。マジで何言ってるのかわからないかもしれませんが、まあそうなんです。そうだと思い込んで下さい。しかもこれメーカーによってまた微妙に異なります。


 
 これが沼を深くしている要因であり、購入してしばらくすると「うーん、もう少し軽くて使い勝手がいい三脚あるんじゃないか?」とか思ってきます。


 私の場合もまさにこれでライドの時にもα7を持ち出した際に気軽に三脚を使用出来て、しかもコンパクトでジャージにも突っ込んで持ち運びができそうなものを探していました。



 ちなみに現在私がライドの時にメインで使用しているのはSONYのRX100M3というカメラに

『Manfrotto ミニ三脚 POCKET S  MP1-BK』という超ミニ三脚を使用しています。



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 え?これが三脚?とよく言われるくらいの超ミニサイズですが、RX100M3くらいのコンデジであれば問題なく固定してくれます。

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 夜景や花火の撮影でもこれひとつでしっかり撮れてしまうので重宝しています。カメラに装着したままでも邪魔にならない大きさなので、ライドの時以外は基本的にはつけっぱなしにしています。(ライドの時はC-LOOPを使用しているので三脚穴が塞がっている為。)


 (↓全てRX100M3で撮影。Jpeg撮って出し。)
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 フルサイズ機であるα7Ⅱでもこのコンパクト三脚が使用できれば非常に便利なのですが、流石に重量的に支えきれずペシャンコに…。

 ちなみに私は普段フルサイズ機の三脚はVanguardのVEO2 264CBという三脚を使用しています。

 

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 VEO2 264CBはアルカスイス互換で軽量・コンパクトなトラベル三脚です。5段タイプのものもありますが、軽量トラベル三脚の5段タイプは脚を最後まで伸ばすと若干剛性に不安が残る為、4段のタイプを購入しました。
 こちらのタイプはカーボン製で重さはなんと1.3kg 、それでいて最伸高は155cmとかなり使い勝手が良いものです。耐荷重は8kgなのでフルサイズでも充分耐えられます。


 夜景撮影や花火、星を撮影したりする時に重宝しています。リュックサックに差し込んでもこんなにコンパクト。
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 しかしいくらコンパクトになるとは言っても人が多い観光地やたくさんレンズを詰めて長距離歩く時は悩んでしまいます。しかも、ロードに乗る時に流石にこの三脚を持ち運ぶのは無理があります…


 マンフロットのミニ三脚のようなものでフルサイズ機でも対応できるものはないものか…。そしてできればアルカスイス互換のもので…。

 (※ちなみにアルカスイスというのは雲台を作っている会社です。元々雲台というものは各社独自の企画があり、三脚とカメラを繋ぐプレートも様々で使いまわしが効かなかったりします。アルカスイス社の企画のものは固定力が素晴らしい為他のメーカーも似たようなものを生産するようになり昨今では使いまわしが効く、アルカスイス互換の雲台とプレートが各社からリリースされるようになってきました。)





 ネット上を彷徨っていると同じマンフロットものでコンパクトなものを発見!!





  これはなかなか使えそう!と思い早速近所のカメラのキタムラに行って実物を見たところ、あれ?これなんか写真で見るよりも想像以上にプラスティッキー過ぎない…?そして思ったよりもサイズがデカイ…。

 アルカスイス互換で使用したいのでアルカスイスのプレート、もしくはミニ雲台を購入したら5000円以上してしまいます。
 
 ううーん、できれば3000円くらいでフルサイズを固定出来てジャージのポケットにも入るようなしっかりしたアルカスイス互換のミニ三脚はないものか…。いや流石にそんな都合の良いものはないか…。諦めかけたその瞬間!!アマゾンで遂に条件にピッタリ合うものを発見しました!!
 


 それがこのXILETU ミニコンパクト三脚 です。





 評価もそこまで悪くなく何よりもコンパクトかつ剛性がありそうです。しかも私が探して求めていたアルカスイス互換!!ということで早速ポチってみました。耐荷重2.5kgということですが果たして…。


 箱はいかにも中華!といった見た目。そもそもこれメーカー名なんて読むのだろうか…。少し高級感がありそうなベロアの袋に包まれています。茶色じゃなかったら更によかった。

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 一応品質としては合格な様子。確かに今のところ所謂中華製にありがちな雑なところは一切ありません。
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 レンチとネジ穴のサイズを調整するためのネジが入っています。付属品もしっかりしたものが入っていることにびっくり。
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 早速三脚を取り出してみましょう。おお!!アルミでかなりしっかりした作りです。写真上部のベルクロは三脚を巻きつけて固定する為のものらしいのですが、まあまず使わないでしょう。フルサイズでやるのは怖すぎます。
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 アルカスイスのクイックシュー付き。これは別で今使用しているのがあるのでしばらくは出番がなさそうです。
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 左側の+−と書いてあるレバーで雲台のボールの動き緩めたり出来ます。右側のつまみがプレートを固定する部分です。
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 では早速α7Ⅱ・TAMRON 28−75 a036の組み合わせで三脚を使用してみましょう。脚の幅を狭くしすぎなければしっかり安定しています。
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 脚を開ければかなりの安定性。中華製でも耐荷重2.5kgというのはホントの様です。六角レンチを使って固定の硬さを調整するのですが…うーん…すごく硬いです…。これは相当回すのが硬いのでは…。ネジ穴がナメてしまわないか心配です…。まあしばらくは現状維持で使いましょう。

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 雲台を完全に90度にするのは流石に無理でしたが、横向きなら結構カメラを上向きにすることが可能でした。脚を開いてしまえばかなりの安定性なので長時間露光もできそうです。

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 このサイズなら観光地で使用しても邪魔になりくいですし、何よりもカメラバッグの忍ばせておいても苦になりません。ロードに乗る時にも持ち運ぶこともできそうです。

 これからバリバリ使用するはずが新型コロナウイルスの影響で外出ができないので専ら物撮りのみに使用していますが、物撮りでもかなり活躍しています。早く外でもバリバリ使用できるようになると良いのですが…。コロナが終息したらα7Ⅱとこの三脚で愛車と夜景を撮影したいですね。






 


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ロードバイク乗りのすね毛をスマートに処理するにはどうしたら良いのか?パナソニック ボディトリマー ER-GK80をレビュー。

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 その昔幼馴染の家に遊びに行くとなかなか出てこず、待っていると「ムダ毛の処理が忙しい」と言われ、無神経な私は「そんなもんガムテープで抜けばいいだろ。」と言ってマジでぶん殴られたことがあります。

 あれから何年経ったか考えたくもないですが、ロードバイクに乗り出して私もすね毛の処理をするようになると世の中の女性たちの大変さがほんの少し理解出来る お年頃となりました。
 どうにもこうにもせっかちな性格なのでお風呂場でじっくりカミソリで剃るということが段々面倒になったので、何かいい方法はないものかと試行錯誤した結果…!!家でホコリを被っていた電気シェーバーにたどり着きました。

 カミソリだと急いで剃っている時に脚を切ってしまうことがあったのですが、電気シェーバーならそういう問題は皆無です。超安全にムダ毛の処理をしていたのですが、お年を召してシェービング能力が下がり補欠へと降格されていた電気シェーバー氏なので当然シェービング能力は日に日に落ちていきます。というかすね毛を剃るのを忘れていて、ボーボーになった状態だとなかなか剃ることができません。それもそのはず…。電気シェーバーはもともと長い毛を剃るように出来ていないのです。
 
 時間をかければ剃れないこともないのですが、なんだか段々めんどくさくなってきました。  
 しかし、スネ毛を剃らないとなんだか暑いし、むさ苦しいような気がします。そう、いつの間にかスネ毛を剃ることが一般化されてしまい、スネ毛の処理の面倒さよりも無いことによる快適感が勝ってしまったのです。


 ううーん、もっと楽に時間をかけずに剃ることが出来ないだろうか…。
 そう考えたどり着いたのは天下のフレームメーカーPanasonicから発売されているボディトリマーER-GK60-Wです。





 レビューも素晴らしくて、実は以前購入しようと思ったのですが、値段の高さに躊躇してしまっていたのです。しかし、改めて見直してみるとえらく安くなっているような…。以前販売していた時は9000円近かったような気がするのですが、今めちゃくちゃお得じゃないか、これ。
 「安い」という単語にとても敏感な私ですから、ビクンビクンしながらカートに打ち込もうとした瞬間…!ふと何か違和感を感じました。

 「あれ?そういえば『前に高くてもいいから楽になるなら買うか。』とか思った気がするけどあの時何故ポチらなかったのだろうか…。今一度商品説明を見たほうがいいのでは…。

 今一度商品説明を見ているとどうやらこれは一番古いモデルで、毛の長さを調節するアタッチメントの種類が少ないそうです。



 そして私にとって最大の問題だったのが充電時間です。


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 最新モデルの充電時間は1時間に対し、過去のモデル二作の充電時間はなんと8時間!!しかも、充電完了してもランプが点きっぱなしなので充電完了したどうかもわかりにくいそうです。

 ええー!たまにしか使わないのに充電時間8時間って、これから使おうかなと思ってもしバッテリー切れだったらすぐ使えないじゃないか…。まあそんなに頻繁に充電することが無いとはしても気になります。
 そして長さの切り替えも最新モデルは11段階も出来るのであらゆるムダ毛を始末することができるそうです。
 うぬーん、しかし、最新モデルは値段が高い…高すぎる…。ジンバブエドルにしたらいくらなんだ。これなら今1軍に在籍している電気シェーバーを2軍に引きずり降ろして電気シェーバーを買い直したほうが髭剃りも捗るし一石二鳥ではないか…。というかこれなら安くなってる旧モデル買ったほうがいいのでは…。



 そうこう悩んでいた私が失神して目覚めると目の前には素敵なマッチョボディの写真が映える、Panasonic ボディトリマーER-GK80-Kが鎮座していました。社畜の私を哀れんで季節外れのサンタさんが私に届けてくれたのでしょう。何故かクレジットカードから引き落としの通知が来ていたのが不思議ですが。

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 思春期の自転車乗りの男の子のお家にこのパッケージがおいてあったらお母さんは「息子に何があったんだ。」とか思いそうですが、なんだかとってもよく切れそうなパッケージです。
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 ちなみに水でそのままザブザブと洗うことが出来るところもポイントが高いです。これはメンテナンスが楽そうです。
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 さすが天下のPanasonicというだけあって綺麗にパッケージされています。真ん中にあるハイパーヨーヨーのメンテナンスオイルみたいなものは何なのだろうか…。
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 よくよく説明書を見ると使用後と使用前には専用オイルを挿してねと記載がありました。なんだと!!さっきのハイパーヨーヨーのメンテナンスオイルはこのためにあったのか!クソ!洗うだけでいいのかと思っていた!め、めめめんどくせええ…。
 
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 しかし、流石天下のPanasonic!!!歯がワンタッチで着脱出来るので、そこまで手間ではありませんでした。とても良く考えられています。
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 デリケートゾーンやVラインはマジで危険なのでアタッチメントを付けてくださいとのこと。これもよく考えられていて被せるだけでOK。この一番小さいアタッチメントは2ミリに刈る時使用するものです。
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 流石日本メーカーとあってよく考えられているなーと思ったのがこのアタッチメント。なんと3ミリから12ミリまでダイヤルを回せば調整出来る仕組みになっています。一作目のER-GK60-Wと2作目のER-GK70-Kのレビューを読んでいて散々書かれていたのがアタッチメントをもっと増やして欲しいということと、充電の問題。この2点をクリアしたのが最新モデルER-GK80-Kなのです。
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 早速お風呂で使ってみましたが、剃れる!剃れるぞ!!フハハハハハ!!めちゃくちゃ快適に剃ることが出来ます。マジで笑ってしまうくらいの剃れ具合。結局アタッチメントは使わずに剃りましたがマジでサッと撫でるだけであっという間に剃れてしまいます。
 
 私の汚い脚を見せてもアレなので、 よくわかるYou Tubeのリンクを貼っておきます。




 フォロワーさんからも何度もオススメされて気になっていたのですが、これは本当に買ってよかった商品でした。とにかくめちゃくちゃ簡単にあっという間に剃れてしまいます。一点注意をするべき点はカミソリではないので深剃りは出来ないということです。

 私はもともと皮膚が弱く汗が溜まると肌が荒れてしまうので、こちらの商品を購入してからムダ毛を一気に処理しましたが、めちゃくちゃ快適です。
 これからあたたかくなってくるので、益々活躍するのではないでしょうか。ただ、充電とかアタッチメント種類など別に気にならない方は旧モデルのER-GK60-Wでも良いかもしれません…。


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cerveloからPanasonicのクロモリに乗り換えるとどうなるのか?Panasonic FRCC22購入レビュー。

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 「これからロードバイクを始めるんだけど、どれを買ったらいい?」と相談された場合、多くのベテランローディーは『はじめからカーボンロードバイクで、なおかつ、コンポはそこそこいいものを搭載した完成車が絶対いい!』と勧めることでしょう。


 しかし、多くの初心者は『何を狂ったことを言っているんだ。エントリグレードでええやろ。ポチー』とエントリグレードのロードバイクを買ってしまうのです。そして、沼へとハマり、コンポを変えたり、ホイールを変えたり、『あれ?もう残す軽量化はフレームだけじゃん。ングゥ、やっぱりカーボンが欲しい。』と遂にフレーム単体で購入するようになり、結果的にはじめからハイグレードな完成車を購入したほうが安く済んだという恐ろしい話をよく聞きます。



 当ブログでも何度か私の自転車遍歴をお話しておりますが、私の場合最初はそこまで一生懸命やるつもりはなかったので、最初はGIOSのミストラルというクロスバイクからのスタートでした。
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 その後、「やっぱりロードバイクが欲しい!!」と思い、GIANT DEFY4→DE ROSA R848→cevelo S2という順番でどんどんハイグレード化していきます。



 GIOSのミストラルからGIANT DEFY4に乗り換えたのは、思いの外クロスバイクで遠出するようになったことがきっかけでした。もっと遠くへ行く為にはやはりロードバイクだなと思い、当時最下層東京都民であった私がなんとか無理をして購入できる価格帯のロードバイクがGIANTのDEFY4でした。

 結果的には購入して大正解。とにかく乗りやすいですし、スピードもクロスバイクとは段違いで気がつけば、自走で180km程走って都民の森まで登り、帰り道あまりの辛さで失神するという芸当までマスターできました。今思い返すとこの自転車は値段と快適性を求めるのであれば本当によい自転車だったと思います。


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 しかし、ロングライドを続け、獲得標高が増えるに連れて『軽いカーボンロードバイクならもっと楽に登坂出来るのでは。』という気持ちが芽生えてきました。
 そして失神して目覚めると眼の前にはDE ROSAのR848という自転車が鎮座していたのです。少し前まではやたらと値段を気にしていたというのに、既に金銭感覚がバグってきました。ビジネス用語で「ゆでガエル理論」というものがありますが、あの言葉はまさにローディーの為にあるような言葉に思えます。

 この自転車も当時ヒルクライムがメインだった私には大正解。コンポがすべてカンパニョーロなのでとても軽く完成車で約7.6kgというなかなかに軽量バイクでした。

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 遂にあこがれのカーボンロードバイクを手にしました。しかも、DE ROSAでコンポはカンパニョーロ…。

 所有欲も満たしてくれますし、何よりもDEFY4よりも軽くて疲れにくいのでソロでのロングライドではとても良い相棒となってくれました。一日での走行距離と獲得標高もどんどん伸び、週末は自宅に引きこもってひたすらにアニメを見るという陰キャが気がつけば、関東の山中をヒルクライムしまくるという芸当を身につけるまで成長していました。

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 東京から地元尾道に戻ることになり、地元でもバリバリとロードバイクに乗っていたのですが、ここに来て一つ問題が出てきました。
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 今までソロでしか走ったことがなかったのですが、地元の後輩がGIANTでロードバイクを購入したので、ほぼ初めてのグループライドへ。二人の自転車を乗り比べてみました。

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 「なんだ、この変速性能は…!!インナーからアウターにする時って普通は2秒くらいかかるものじゃないのか。これ、0.2秒くらいで変速するんだけど。しかも踏み心地もしっかりしててめちゃくちゃ進むなぁ。」


 後輩が購入したGIANTのロードバイクは当然コンポはSHIMANO。これまでカンパニョーロに乗っていた私は陰キャがはじめて秋葉原のメイドカフェに行った程のものすごい衝撃を受けたのです。
 


 勿論カンパでもきちんと調整すればバッチリ変速するようになるのですが、私のカンパのveloceは何故か、どの自転車屋さんに言っても綺麗に変速が決まりませんでした。自転車屋さんいわく、個体差がだいぶあるとのことですが…。(しかも普通に使っているのにエルゴパワーが二回も折れて買い直した。今考えればFDも書い直すべきだったかも。)



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 考えてみればDE ROSAよりもDEFY4の方が変速性能がかなりよかったのですが、苦労した買ったDE ROSAがそんなことがあるはずがないと自身で必死にマインド・コントロールをかけていましたが、それも崩壊寸前。もしかしたら某バツジャパンのボーカルが洗脳から解けた時もこんな気分だったのかもしれません。

 そしてよくよく調べてみるとDE ROSAのR848は某台湾メーカーからDE ROSAが仕入れて『DE ROSA』と塗装してるだけだと判明。(諸説あります。)しかもR848はどちらかと言えば初心者向けでかなり柔らかいフレームだということもわかりました。

 『剛性?なにそれ美味しいの?』とかこれまで言っていましたが、なんだか言葉の意味がわかりかけたような気がしました。となると次はコンポはSHIMANOで硬くてよく進むフレーム…。

  

 そこで遂に血迷って購入してしまったのが、こちらのcervelo S2でした。当ブログに訪れる多くの方がこちらの記事にアクセスしてくださっているので、おなじみだとは思います。

ベラチスポーツでcervelo S2を買った話(←リンクあり)


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 このバイクに乗り換えた頃に自転車仲間もできて、アニヲタ陰キャコミュ症で、ひたすらソロライド派だった私が、毎週のようにグループライドをするようになりました。

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 実業団の方々とも一緒にトレーニングをしたり、とにかく自転車に明け暮れる日々だったのですが、アキバ系代表の私にも遂に結婚という人生最大の転機が訪れたのです。


 死(仕)事もかなりハードになり以前のように自転車に乗ることができなくなってきました。久しぶりに1日自転車に乗ると以前の何倍もの疲労感に襲われるようになりました。こんなにも疲れたのは上京してはじめてコミケに行った時以来です。

 今更ながらまじまじと愛車を眺めてみると、クランクもホイールも剛性が高いものばかり…。明らかに今の自分のトレーニング量にあっていない機材ばかりで構成されていました。
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 以前できたことができなくなると突然に面白くなくなるのが人間です。自転車に乗っても疲れるし、グループライドに行く度に失神して周りに迷惑をかけるし、これはそろそろハーレーにも跨ってヒャッハー!!する頃かなと思いだしていたとき、My Wifeから「そんなに辛いなら自転車変えたらいいんじゃないの?」という神のような一言を頂きました。


 そうか!愛着があるとはいえ、分不相応なものをいつまでも乗り続けているよりも今の自分に合った自転車にのるべきだ!自転車を始めた頃は速さとかには一切こだわらず、絶景を写真に収めるのが一番の楽しみだったのにいつのまにか自転車に乗ることに義務感を感じるようになっていました。




 初心にかえっていろいろと考え、新しい自転車に求めるのはこの3つとなりました。

1.自転車に乗り出した時のように、とにかく気軽に乗れる自転車。
2.速さよりも快適性。スピードはそこそこ出ればいい。
3.かといって見た目もカッコよさも妥協したくない。クロモリ=クラシカルなイメージではなくてクロモリでもモダンなデザインにしたい。



 しかし、なかなか自分の思った自転車が見つかりません。快適性を求めてエンデュランスロードバイクを眺めても、どうしても見た目がガチになってしまいます。もっとこう気軽に…例えば私服でもブラっと近所を走れるようなデザインのものはないものか…。『あ!そう言えば、昔東京に住んでいた頃に度々近所で遭遇していたローディーがPanasonicのクロモリに乗っていてカッコよかったなぁ。しかもめちゃくちゃあの人速かったな…。』とふと昔の写真を眺めていたら思い出してので調べてみました。(速いのはたぶんめちゃくちゃトレーニングしてたからだと思いますが。)
 


 それがこのPanasonicオーダーシステム(P.O.S)です。フレームの材質から製造・塗装に至るまで、すべてが日本製。Panasonicのフレームというとメイド・イン・ジャパンの素晴らしいクオリティが有名です。特に塗装は評価が高いとよく聞きます。

 Panasonicというと電化製品のイメージが強く、自転車というと電動アシスト自転車を想像される方がとても多いのですが、実はロードバイクの歴史も古く、50年以上にわたってロードバイクを作り続けています。しかも意外とご存じない方が多いのですが、日本のメーカーとして唯一ツール・ド・フランスを走り、ステージ優勝もいくつも獲得している実績ある自転車メーカーなのです。


 フレームやパーツ、塗装のバリエーションはとても豊富で、最適なサイズのフレームを選び、自分好みのデザインを選べるというのはまさにオーダーメイドならではの贅沢といえるでしょう。

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 え…、で、でもお高いんでしょう…?そう思いながら眺めていくと、あれ?思ったよりもかなりリーズナブルなお値段からあるではありませんか。な、ななんと75000円から!!!
 

 すごい!オーダーだというのにこんなにお手頃価格であるなんてさすがメイド・イン・ジャパンだ!!次の自転車は前程お金をかけたくないし、自分の好みの塗装に出来るんだったら、これにしよう!


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 Panasonicといえば尾道のスーパーサイクルショップ、

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さん(←リンクあり)さんです。meridaやcerveloなどハイエンドな車種もあれば店長さんがクロモリ・チタン好きだということで数々の鉄系のバイクも扱っています。
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 「ご無沙汰しております。クロモリオーダーしたいんですけど、FRCC42ってやつなんですが。」


 
 店長:「ええ!?クロモリ!?サーベロは!?なに!?もう硬いフレームは疲れた!?まだ若いんだから、そんなこと言わずに…!しかもこのFRCC42ってダボ穴とかついてるので、学生が旅に出る時とかに使うのに向いてるようなモデルですよ。アヘッドステムだし、ぴろさんの希望には合わないような…。」





 なんだとー!!!いきなり出鼻をくじかれてしまいました。こちらの自転車屋さんは欲しいと言ってもなかなか自転車を売ってくれないのが特徴で、今回も門前払いを受けるところでしたが、なんとか食い下がって説得します。




 店長:「わかりました。そこまで言うなら私の東洋のクロモリをお貸ししますから。乗ってみてから決めましょう。」


 ということでこちらのスーパーお高い東洋フレームの自転車をお借りすることになりました。
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 お借りして登りも含めて70km程走ってみました。はじめてのクロモリ乗ってみてまずびっくりしたのが、


・めちゃくちゃ重い。
・カーボンロードバイクと比べるととにかく進まない。
・スプリントしようと以前のように踏み込んでも反応が遅い。スピードを上げるにはジワジワをあげていくしかない。
・坂道では諦めて、くるくる回し続けるしかない。

 こちらの4点でした。(※個人の感想です)


 まあカーボンロードバイクと比べると重いのは仕方がないとして、まさかここまで進まないものだとは…。うーん、どうしたものかと思いながら借りた日のSTRAVAの走行ログを見てみるとこれまた意外な結果になっていました。

 『あれ?意外とあんまりタイム変わらないな。しかも区間によってはクロモリの方が速いところさえあるぞ。』


 これには私自身もびっくり。もちろん登りのタイムはcerveloのほうが当然速いのですが、そんな何分も違うかと言えばそうでもありません。長い区間によってはクロモリの方が速かったりしましたが、これはスピードがジワジワとしか上がらないので、一定のペースで淡々と走ったことにより疲れることなくスピードが維持できたからでしょう。(※個人の感想です)

 そして何よりも違いが実感できたのが疲労感でした。cerveloと比べると段違いに疲れません。(個人の感想です。)もちろん、ペダリングがきちんとできている人ならcerveloでも余計な力を入れずに綺麗に回せるのでしょうが、今の私にはまさしくこれが求めていたフレームでした。



 店長:『そうでしたか。そこまで購入したいと言われるなら仕方がありません。でも、cerveloからFRCC42だと絶対に乗らなくなると思いますよ。お貸しした東洋フレームのクロモリはけっこういいやつなんです。クロモリにもいろんな種類があって、硬さも様々なんですよ。あと、パナはチタンもオススメです。』
 



 え?そうなの…?確かに言われてみればカーボンでも硬さの種類っていろいろあるもんな…。うーん、確かにせっかく買うなら絶対に愛着が湧くバイクにしないとなぁ。アドバイス頂いた、チタンも見てみようと帰宅してPanasonicのサイトを眺めます。

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 しかし、チタンはどれもこれもやはりお高い…。どう考えても予算オーバーです。本当にありがとうございました。もちろん海外メーカーと比べればPanasonicのチタンは明らかにコストパフォーマンスが高いのですが、お給料がジンバブエドルの私にはブルジュ・ハリファ並のハードルの高さです。

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 しかし、改めて見ると同じクロモリでもこんなにも値段が違うものなのか…。鉄って高いんだなぁ…。やっぱりフレーム単体でも20万は見ておかないと駄目かも…。でも、クロモリにはdi2は載せたくないから、コンポも新調しないといけないし、ああ…予算が…。アイフル◯でも行くしか無いか。


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 そう思いながら高い順番にサイトを見ていると、ふとこちらのモデルに目が留まりました。FRCC22というモデルで、カイセイというブランドのパイプを使用しています。
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 細かいスペックを見てびっくりしたのが、まずその軽さ。もちろんクロモリなので、カーボンロードバイクと比べたら重いのですが、クロモリフレームの中では群を抜いて軽いのです。かも、レースにも使用出来る様な程よい剛性感があります。クロモリの良さもありながらも、走りたい時はきちんと走れるまさに私の理想のフレームといっても過言ではありません。アルテグラで組んで完成車だと8.9kgということですから、もし本気で軽量化したいと思えば8kg台前半くらいにはなりそうです。


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 よーし!モデルはこのモデルでシュミレーション開始!!と思ったら、まさかのこちらの車種はシュミレーション対象外。アァ!オワッタ!!
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 しかし、秋葉原のメイドカフェに通い続けた私がこの程度で挫ける訳がありません。そう、ダイヤモンドは砕けないのです。フラッグシップモデルがシュミレーションに対応していたので、こちらのシュミレーションしてみることにしました。今回はフレームのみオーダーしますし、デザインやカラーのシュミレーションさえ出来ればいいので問題ありません。
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 フレームサイズは適当に決めて、デザインをシュミレーション開始します。グラデーションや特殊な塗装にするとアップチャージが掛かります。うーん、これはまた予算と相談してやらねばなりません。

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 適当にポチポチといじってみます。グラデーションを選択してみました。今回の自転車のイメージカラーはブルー。しまなみ海道の透き通った海と空のようなカラーにしたいのですが、なんか思うようになりません。
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 他にもいろんなパターンがあるのでいろいろ試してみます。グラデーション&ラインというものを選択してみました。

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 おお!なにこれ!Raphaっぽい!!!イメージしていたものにだいぶ近づいてきました。
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 ブルーをメインにしたいので、塗装を逆にしてみると…。おお!!これだ!まさにこんな感じにしたかった!ブルーやホワイトだけでも普通のブルーだったり、オーシャンブルーだったり、普通のホワイトからパールホワイトまでかなりの種類があります。その細かな色の違いはさすがにサイトでシュミレーションしてもわからないので、悩む方はカラーサンプルが置いてあるお店で見せてもらいましょう。ちなみにRED BICYCLEさんはカラーサンプルは無いのですが、最終的には店長さんが展示会で見た様子を細かく教えてくださったので問題ありませんでした。


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 あとはこの「Panasonic」ってロゴはもう少しどうにかならないものか。昔は裏メニューでロゴ無しって出来たみたいですが、今は駄目らしいです。Panasonicっていうとローディーで無ければ家電メーカーのイメージが強いので、あまりデカデカとロゴを入れたくはありません。なるべく目立たず、さり気なく主張するくらいがベストなのですが…。とりあえず色を変えたら目立たなくなるかな。


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 と思ってゴールドにしてみたけど、すんごいアンバランスwwwうーん、これなら黒の方がよかったかな。
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 ロゴはトップチューブに小さく入れてロゴのカラーはブラックにするといい感じになりました。これぞまさに理想のバイク!!ブラボー!おお…ブラボー!!ちなみにカーボンフォークモデルはフォークは塗装はしてもらえないそうですが、これはこれで別のカッコよさがあるので問題ありません。広島市にあるグランピーさんは塗装してくれるそうなので今の塗装に飽きたら持ち込んで見るとしましょう。(オールクロモリモデルだとフォークも塗装してもらえます。)

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 ようやくオーダーするモデルとカラーが定まったので再び尾道の

THE RED BICYCLES ONOMICHI

さん(←リンクあり)へと向かいます。午前中と夕方に行くとレンタバイクがハイパーに忙しくされていますが、お昼ごろに行ったのでしっかりフィッティングをしていただけました。
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 クロモリに乗るならこれまでの様にシートポストを上げ過ぎない方が良いということや、坂は以前よりも辛くなるだろうから、スプロケを大きくするか、クランクを小さめのものを付けた方が良いなどと様々なアドバイスをいただきます。うーん、フレームが違うだけでこうもパーツの選び方が違うとは自転車とは実に奥が深いものです。

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 そして遂にオーダー!!PanasonicのHPには『休日、祝日を除く14日でPOSショップへ納品します』と書いてありましたが、多少は遅くなるだろうなと思ってまっていたら、なんとぴったり14日営業日でお店に納車されてビックリ。海外メーカーの納期なんて目安に過ぎないところがほとんどだというのにさすがメイド・イン・ジャパンです。



 フレームのみでの購入ははじめての経験でしたが、持ってみて更にビックリ。軽っ!!もうちょっと重いと思ってたけど、これ想像以上に軽い!!勿論これから組み上げていく段階でどんどん重くはなっていくのでしょうが。
 自宅に持って帰り早速開封してみると想像以上に素晴らしい色合いです。グレートですよ…。コイツはァ…。

 オーダーメイドで一番悩むところが塗装とデザインだと思うのですが、イメージはある程度シュミレーション出来たとしても、こればっかりは出来上がった品を見てみないとわかりません。最後の最後までオーシャンブルー+ホワイトのグラデーションにするのか、メタリックブルー+パールホワイトのグラデーションにするのか悩みに悩んだ結果、メタリックブルー+パールホワイトのグラデーションでオーダーしましたが、大正解でした。

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 Panasonicのロゴがキラリと光ります。さすがメイド・イン・ジャパン。当然塗装のムラなどは無く、素晴らしい塗装です。メタリックブルー+パールホワイトの組み合わせにしたのはこの独特の色合いの自転車は作っているところはないのでないかと思ったからです。
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 これまた地味に嬉しいのが、自分の名前入りのラミネートされたオーダーシートがついてきます。大事に乗ろうと思えますよね。なんというか、こういった所有欲を満たしてくれる細かい心意気も日本メーカーならではないでしょうか。
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 組み込みは当ブログにも度々登場している、雪くんにお願いして組み込んでもらいます。YUKI'S WORKSの力によってお願いしてから3日ほどで完成!!夜わざわざ持って来てくださったので、ついつい尾道をブラブラしながら撮影してきました。

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 これまでとは全く違うシルエット。細身のフレームがスタイリッシュで実にカッコいいです。早くコイツに乗ってサイクリングへと繰り出したいところです。明るいところでカッコいい写真を撮りたいなぁと思いながら、週末を待ちます。
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 そして週末。遂に新車のシェイクダウンへ。どこに行こうか悩みましたが、やはりゆっくりのんびりと距離を走るならしまなみ海道。一ヶ月ぶりくらいにまともに自転車に乗る為、もし仮に脚を攣って倒れたとしてもしまなみ海道なら誰かしら通りがかるので、野垂れ死ぬ可能性も無いでしょう。RX100をぶら下げて新車へと跨ります。

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 とにかく久しぶりのライドだったのでもっと休憩しながら走るかなと思ったのですが、意外なことに休憩無しで大三島のサイクリストの聖地へと到着しました。新車の撮影をするにはまさにうってつけの場所です。

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 さて、今回の私の新車、Panasonic FRCC22のスペックをご紹介すると、アルミに近い硬さとクロモリの中でもトップクラスの軽さを誇るカイセイNi-Cr-Moチューブというチューブが使用されています。クロモリにニッケルが添加されることによって硬さ、粘り、引張強度が強くなり通常のクロモリよりもパイプ自体の強度を増すことで肉厚を薄くして軽量化に対応しているチューブです。カイセイというとクロモリ乗りの中では有名ですね。会社のクロモリ乗りのオッチャン達と話していると「カイセイ?タンゲ?」という言葉が必ず出てきます。
 
 カラーはしまなみ海道の海と空をイメージした、ブルーとホワイトのグラデーション。とにかく他にはない自転車にしたかったので、ラメが入っているメタリックブルーとパールホワイトというPanasonic独自のカラーを選択。これがまた陽の光にあたるととても綺麗に輝くので、眺めるだけでうっとりしてしまうような仕上がりとなりました。
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 コンポーネントは友人たちに格安で譲ってもらったパーツで構成されています。STIとブレーキのみSHIMANO 105 5800番シリーズ。FD、RD,クランクはULTEGRAの8000番シリーズを使用しています。
 サドルは以前こちらの記事にも書いたSPECIALIZEDのPOWER EXPERTを引き続き使用。それだけ不満が無く、とても使いやすいサドルです。何よりも長距離を走っても疲れることなく、大事なところが痺れることもありません。

こ、この沼深い…!!定番サドルFi'zi:k ArioneとSPECIALIZED POWER EXPERTはどこがどう違うのか。(←リンクあり)


 ホイールはSHIMANOのRS81です。格安で譲ってもらったのですが、剛性が高く無いので乗り心地もよく、リムハイトも低いので漕ぎ出しや登りがとても楽です。どうしても重たくなってしまうクロモリには相性抜群と言えます。ただリムハイトが低い為、平地での巡航は回し続けないと維持出来ないところが平地マンの私にはキツイので、要所要所でPRIMEのカーボンディープリムホイールと使い分けています。
 
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 ハンドル周りはDEDAのアルミコンパクトハンドルにステムはイーストンのアルミステムです。シートポストもDEDAのアルミにしました。勿論すべてカーボンにしようという考えもあったのですが、せっかくクロモリに乗るのにそこまで軽量化にこだわり過ぎても…という思いがあったので、まずはアルミからのスタート。後々、不満が出てきたら変えようとも思いますが今の所特に問題無く乗っています。

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 バーテープはチネリを選択。以前は薄めのバーテープをが好みでしたが、長距離乗っていても疲れにくいように今回は若干厚めのものにしました。何よりもさり気なくチネリのロゴが入っているのがオシャレで気に入っています。耐久性も強く、持った感じがヌメっとしているのでグリップ力も抜群です。
 


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 細身のシートステーがとてもカッコいいです。Panasonicのロードバイクには今流行りのディスクブレーキタイプもラインナップされているのですが、クロモリの細い見た目にはやはりキャリパーブレーキが一番マッチするように思えます。

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 ボトルケージは以前から使用しているアマゾンで2つで3299円という破格で購入したカーボンボトルケージを引き続き使用しています。すぐに壊れるだろうと思って購入したのですが、意外なことに耐久性があります。夏場にいつも使用している魔法瓶のボトルでもしっかり支えてくれているので、最近はよくわからない中華カーボンも侮れないなぁといった感じです。




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 さて肝心の乗り心地ですが、RED BICYCLEさんからお借りした東洋のクロモリとは若干乗り味が異なりました。以上の7点が乗っていて強く感じた事でした。

 ・さすが軽量かつ剛性もあるチューブを謳っているだけあって、思ったよりも剛性がある。
 ・坂はやっぱり進まない。(でも意外とタイムは劇的な変化は無し。)
 ・試しにスプリントしてみても、やはりカーボンと比べると反応は遅いけど、脚への負担はかなり少ない。
 ・脚への疲労が溜まってきても少し休めば回せるようになる。全体的に疲労感が少ない。
 ・疲労感が少ないので、一定のペースを維持して走るようなロングライドには向いている。
 ・よくわからんが、乗っていてめちゃくちゃ楽しい。(これ一番大事。)
 ・スタイリッシュな見た目なので、街乗りにも向いている。


 クロモリ愛好家はとても多いとよく聞きますが、今回購入してみてそのお気持ちがとてもよくわかりました。乗っていてとにかく楽しいバイクです。『今日はガチで走るんじゃなくて、ちょっとそこまで写真を取りに行きたいな。』なんて時も気軽にどこへでも連れ出してくれます。

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 上でも少し触れましたが、登りよりも平地が得意な私はどうしてもディープリムを捨てることが出来ず、ホイールだけPRIMEのディープリムホイールを購入し使い分けています。やはり平地の巡航は速度維持がとても楽です。というかクロモリは重くてどうしても登りは辛くなるので、どちらかと言えば平地に特化させたほうがいい様な気もありますがそこはやはり好みが別れるところでしょう。個人的には細身のフレーム+カーボンディープリムの見た目が大好きです。

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↓(Wiggleリンクあり)
Prime - RR-50 SE カーボンクリンチャーホイールセット







 新しい自転車、Panasonic  FRCC22に乗り換えてからというものの自転車に乗る機会がとても増えました。速さも求めることが出来る自転車でもありますが、とにかく気軽に乗ることが出来る自転車だと思います。ちょっとそこまでブラっと街乗りするのもいいですし、メッセンジャーバッグにカメラと三脚を入れて夜景を撮りに行ったりもしています。
 『自転車は頑張らなくてもいい。景色を堪能しながら楽しく乗れれば。』という自転車を始めた頃の気持ちに戻らせてくれる素晴らしい相棒となりました。


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ボトルケージにフィットするコーヒーカップとは?FRANK GREEN + RAPHA CUP 8OZをレビュー。(APPAREL WASHのレビューも。)

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 先日、うちの両親の長男に久しぶりに会ったタイミングで、半年以上遅れて誕生日プレゼントを貰いました。なんでも、Rapha Tokyoの近くを通ったからとのことで、まさかのRaphaグッズのプレゼント…!!


 ショッパーの大きさから、グローブとかソックスかな?と思ったら、開けてみるとなんとも見慣れないものが出てきました。
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 うーん。これは一体何をするものなのだろうか…。

 ラファーの私からしても皆目検討も付きません。兄が定員さんから言われたのはどうやら、これは
FRANK GREEN +とRAPHAのコラボの商品で、ボトルケージに収納することが出来るコーヒーカップとのこと。



 
Frank Green(フランクグリーン)はオーストラリアのヴィクトリア州メルボルンにあるコーヒーやジュース用のタンブラー(カップ)やボトルを販売している、フタ、ベース、ボタンの色を自由に組み合わせてオリジナルのマイカップを作れるオシャレなブランドです。一時期アマゾンでも販売されていました。


 (※↓はフランクグリーンの商品)
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 Raphaがコラボすることにより、自転車のボトルケージに最適化された大きさとデザインになった様子です。

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 以前当ブログでもご紹介し、意外にご好評頂いたこちらの記事でも書きましたが、冬山でホットコーヒーを飲むにはどうしたら良いのか。 
(←リンクあり)私は無類のコーヒー好き。ライドに出かけると必ずコーヒーが飲みたくなるのです。

 

 上記の記事では自販機や喫茶店の無い場所でいかに温かいコーヒーを飲むかを考えたものでしたが、タイガーのミニボトルがいかに小型軽量とはいえ、ボトルケージに収まるものがあれば尚良いと考えていたところでした。


 さすがRapha…。このようなものまで考えられているとは…。これで保温性まであれば最高なのですが、こればかりは使ってみないとわかりません。



 
試しにボトルケージに嵌めてみましたが、素晴らしい!ジャストフィット!!デザインもいい感じです。ガタつくこともありません。
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しかし、実際に走って使ってみないことには使い勝手がわかりません。実際にライドで使用してみました。
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マットな質感になっているので、自転車の細かい振動でもスポンと抜けることがない作りになっています。
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 Raphaらしいスタイリッシュなデザインでとてもカッコいいです。ワンポイントでピンクが入っているというのが、いいアクセントになっていますね。
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ピンクの部分と押し込むと手前の大きな穴と、奥の小さな穴から飲めるようになっている仕組みになっています。コーヒーが熱過ぎる時は小さな穴から飲めるような配慮がされているのでしょう。なかなか考えられています。
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肝心の保温性はというと…。ほぼ皆無!!!繰り返しますが、保温性は皆無に近いです!!
朝、コーヒーメーカーで、自宅でコーヒーを入れて出ると、10分も走れば冷たくなっています。ライド以外でも、会社でも使用してみましたが、自宅でコーヒーを入れて会社へ着く頃には冷たくなっていました。

 Raphaオフィシャルサイトにもボトルケージにフィットする再利用可能なコーヒーカップ。と書いてありますから、水筒としての使うよりも、繰り返し使える持ち運べるコーヒーカップだと思った方がいいみたいです。

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 真冬のライドには不向きですが、常温のコーヒーでも楽しめるような気温の時には大活躍しています。
締め方にコツがあって、たまに漏れることがあるのが問題ですが…。

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 持ち運びにはとても便利なので、真冬や真夏は以前ご紹介した、保温力抜群のタイガーのミニボトルを使用するとして、春や秋にはとても便利な商品です。値段も安いし。






 ちなみにRapha cupの他に、APPAREL WASHと撥水効果を足す機能があるAPPAREL RE-PROOFERも貰いました。現在は停止していますが、以前、Raphaのリペアサービスに出した時に戻ってきたウェアはとても良い香りがしたので、このアパレルウォッシュにも期待ができそうです。

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 ライドの後、早速使用してみましたが、特段良い香りがする訳でもありません。

 Raphaオフィシャルサイトには「ラファのすべての高機能ウェアに使える、弱性洗剤です。硬水でも軟水でも使え、常温で洗浄力を発揮するラファ アパレル ウォッシュは、高機能ウェアに使われている機能性素材や生地のために作られています。通気性や撥水性、その他の機能を損なわずに、シミや汚れを落とし、臭いを取ります。すべての防水、耐水素材にお使いいただけます。ゴアテックス®が使われているウェアにもお使いいただけます。」
と記載がありますが、正直普段使用している家庭用洗剤と違いがわかりませんでした。5万円以上する、ウィンタージャケットとか、限定物とかそういう気を使うような衣類の使用には安心して使用はできそうですが…。


 ちなみに量的に5,6回しか使用できそうにないので、なかなかに高級商品です。

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 APPAREL RE-PROOFERはCore Rain jacketで使用してみましたが、確かに撥水効果が増した用に思えます。そもそも雨天の中で激しく使用するようなことがこれまで数回しかなかったので、元々の撥水効果が落ちているかどうかと言われれば回答が難しいところですが…。

 私がゴルフへ行く時はよく雨が降るので今度はゴルフウェアで試してみるべきか…。




 今回ご紹介したものはRapha好きでも普段あまり購入する機会がない商品ではないでしょうか?

 かくいう私もそうなのですが、こういった小物類を使用してみることによって、Raphaというブランドがいかにサイクリストにとって考えられているのかよくわかりました。

 Raphaのウェアもけっこう持っているので、ウェアのレビューも書きたいところですが、そういったメジャーな商品のレビューはたくさんあると思うので、また面白い商品を購入したりしたら、レビューを書いてみようと思います。




 




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