当ブログの説明には『しまなみ海道を中心に走っている』とか書いておきながら、最近はとびしま海道の記事が増えつつありますが、それだけ私が愛してやまないのがとびしま海道。
正直もっと有名になっても良いとは思うのですが、駅から遠く、アクセスが不便なのがネックなのでしょう。
自転車乗りは己を鍛える為に自走で行って見るのがよいかもしれませんが。
前回行った時(←リンクあり)はゆるぽたのはずが何故か高強度練習会のようになってしまっていたので夏の終わりにのんびりと、とびしま海道を満喫したいなと思い今回は車でとびしま海道の起点である安芸灘大橋の手前まで行くことに。
今回のライドのメンバーは実業団SAUCE DEVELOPMENT(←リンクあり)のtamaさん、実業団エキップティラン(←リンクあり)のりょーさん、阿蘇さん、一般人最弱の私と、とびしま海道初体験のたつぽんさんです。
たつぽんさんと私は車で一緒に移動したので、阿蘇さんとりょーさんと駐車場で合流します。
ささっとバイクを組み立てて、安芸灘大橋へと向かいましょう。
安芸灘大橋入り口でtamaさんと合流します。
tamaさんからETTキャップを進呈して頂いたので、たつぽんさんとエアロロード仲間+ETTキャップ、記念撮影をします。
とてもカッコイイ!!(主にETTキャップと彼が)
さて、よくわからない記念撮影をしたところで安芸灘大橋を渡りましょう。
今回も天気に恵まれました。
雲は若干あるものの、とびしま海道に来る時はいつも天気に恵まれています。
これもきっと日頃の行いが良いからなのでしょう。
安芸灘大橋を渡ったら、左に曲がり外周ルートへ。
個人的には外周ルートの方が安芸灘大橋の下を通ったり、絶景が多いような気がするので、オススメです。
風が強くなってきたので、ローテーションしながら進みます。
皆さん本気は出していないのでしょうが、ゆるぽた勢の私からしたらかなりの速度になってきました。
トンネルを抜けると梶ヶ浜海水浴場が見えてきました。
いつか来てみたいなと思いながらいつも通過するだけの梶ヶ浜海水浴場を通過。
最近知ったのですが、梶ヶ浜海水浴場にはキャンプ場や古民家風のコテージもあるそうな。
通った時に見かけた民家のような建物はコテージだったのか。
この日カープとコラボしたミニベロをたくさん見かけたのですが、レンタサイクルも始めた様子。
この調子でとびしま海道ももっとメジャーになると良いですね。
綺麗な海と空を満喫しながら走ります。
次の島へと渡る、蒲刈大橋が見えてきました。
と思ったら、パンッ!!!と大きな音が…。
一瞬ゴリラとイノシシを間違えて猟銃で撃ったのかと思ったのですが、この日のライドはセイジくんは来ていません。
どうやらりょーさんのバイクがパンクした模様です。
ちょうど蒲刈大橋下の休憩所のすぐ近くだったので、のんびりと腰を据えてチューブ交換しましょう。
りょーさんがささっと手際よくチューブを交換。
あとはタイヤを嵌めるだけです。
りょーさん:「えーっと。タイヤレバーは…っと。」
ぴろ:「えーっと、確かここに…ゴソゴソ」
tamaさん:「え、そんなものいりませんよ。手で嵌りますよ。ちょっと貸して下さい。」
「フン!!!ングググ…!!!ウン…ヂ!!!」パチンッ!!
なんと凄い。
タイヤレバー無しでタイヤを嵌めてしまうとは流石過ぎる!!
tamaさん曰く、コツらしいのですが、私には出来る気がしません。
とりあえず嵌める時の掛け声に次から「ウン…ヂ!!」と叫んでみようと思いました。
さて、合法的に休憩が出来たところで、次の島へと渡りましょう。
上蒲刈島のこの海沿いから見える景色は何度通っても好きです。
相変わらず特撮の撮影に使われていそうな雰囲気があるので、爆発音とかしてきそうです。
そのままノンストップで豊島大橋へ。
豊島にはコンビ二的な商店があるのでそこで一旦休憩をしようということに。
今日はあくまでもゆるポタ。
別に休憩はたくさんしても良いのです。
ここで一旦補給します。
極限まで疲れていない状態で食べる補給食はとても美味しく感じます。
クロワッサン生地の冷やしたい焼きという、珍しいものが販売されていたので、買って見ることに。
食べた感想としては…
『うん…別に冷やさないでよかったんじゃないかな…。』と言った感じ。
やはりたい焼きは温かい方が美味しい。
しっかり休憩したところで、大崎下島へと向かいましょう。
ここではいつも通過するだけだった、巨大ジャングルジムへと行くことに。
橋からの下り坂の途中にあるので迷うことなく必ず行くことが出来ます。
相変わらず近くで見ると工事現場の足場で組み立てた感があり、インパクト大です。
トランスフォームしてきそうだ。
登れないこともないのですが、ご覧の通り、かなりツルツルした素材で出来ているので滑りやすくて少し危険です。
でも安心してください。
なんと中に通路と階段があって登ることが出来ます!!
中から見るとジャングルジム感が全然ないw
ちなみにこの写真を友人に送ったら、
「え?仕事?どこの工事現場行ったの?」と言われました…。
足元はこんな感じ。
しっかりとは作られているので、通るには安心です。
一番上は展望台になっているので景色は抜群。
む?なにやら下にtamaさんによく似た死体が…。
一生懸命カメラを設置して撮影している変な人がいました。
こういうグレーのジャージで白のジョーブレイカーをかけた人がいたら注意しましょう。
ジャングルジムを満喫したところで御手洗へと向かいましょう。
今回は逆回りをして御手洗へと向かいます。
途中若干の超高強度練を挟み、息も絶え絶えになりながら御手洗へ到着。
ああ…これが三途の川の渡し船に乗るところか…。
御手洗の観光案内所の前で少し休憩。
自転車トークに花が咲きます。
今回岡村島には行かずに引き返します。
お昼を食べに豊島の「マリちゃん」へと向かいましょう。
豊島へ向かう最中、tamaさんとバイク交換をして走ることに。
(阿蘇さん撮影↓)
tamaさんにニールプライド、乗り心地がとても良いです。
現在私が使っているサドルはフィジークのARIONEなのですが、ペダリングは非常にしやすいのですが、長時間乗ったり、前傾姿勢を長く取ったりしていると、前立腺とtamatama辺りがとても痺れるのです…。
tamaさんが普段しようしているSPECIALIZEDのパワーサドルがとても良いと聞くので試させてもらったのですが、これがめちゃくちゃ(・∀・)イイ!!
ARIONEの売りは座れる箇所が多いということですが、私にとってはどこに座っていいのかわからず落ち着きませんでした…。
パワーサドルは座るところもわかりやすく、登りも前にも座りやすい。
そして、なんといってもお尻への負担とtamatamaや前立腺への負担がほとんどない。
これはとても良いサドルだ…。
購入を決意したところで、「マリちゃん」へ到着。
春にtamaさんととびしま海道を走った時(←リンクあり)にも来ましたが、とても美味しいお店です。
普通のお店ではあまり使わないような細麺をお好み焼きに使用しているところがとても好みです。
お腹もいっぱいになったところで、帰りは本気のゆるポタでのんびりと走ります。
帰りは運良くほとんど空に雲がない状態を見ることが出来ました。
見渡す限りの真っ青な海と空が本当に綺麗です。
本当に来てよかった。
帰りはtamaさんが仲良くしているという呉市広町のOKAMURA CYCLEさんで、SPECIALIZEDのPower Expertを購入。
tamaさんが使用しているS-Works Powerはカーボンレールなので私のバイクに付ける為にはパーツ交換が必要です。
それにS-Works Powerは私の給料のジンバブエドルだと高すぎるので、今の選択肢としてはPower Expertが最良なのです。
今回のとびしま海道ライドも最高に楽しいひと時でした。
欲しかったSPECIALIZEDのサドルも試した後に買うことが出来たのでとても満足出来る買い物となりました。
購入してから一ヶ月程使用しておりますが、特に不満もなく最高に使いやすいサドルです。
次回のとびしま海道ライドは展望台に行ったり、岡村島からフェリーで大崎上島へと行ってみようかなと密かに計画中です。
行ったらまたブログで紹介させてもらうと思いますので、よかったらまた読んでやって下さい。